2011年9月4日日曜日

行儀のいい事


おばさん、美味しい葡萄をごちそう様でした。
先週、地元の保育園で週に二回開催しているママ子育て支援プログラム「桃花クラブ」に娘を連れて参加していきました。明るい部屋に玩具がいっぱいで、数ヶ月から3歳まで乳・幼児達の眼が点になって、楽しそうに遊んでいました。母親は近くにいて遊びを付きあったり、友達と話したりして、とっても楽しい時間を過ごしました。


15人くらいの乳・幼児の中で娘がまだ歩けないので、恐らく一番小さかったと思います。人間が大好きな娘は初めての参加にもかかわらず、少し緊張にがならでも泣かないで玩具を手にして、なめてリ、投げたり、引っ張ったりして遊んでいました。そのうち、他の子の所に近寄って、あれがほしいというサインを出してみたら、お兄ちゃん、お姉ちゃん達がすぐに渡してくれたのです。どうしてもあげたくない子は違うものを渡したり、それをもって別のことろに持ち逃げて遊んでいました。また、時には母親が「●●ちゃんの番だから、あげてね」という具合で和やかな雰囲気で親子が自宅から開放された時間を楽しみました。最後に先生が絵本を読み聞かせ、子供たちが興味深々でニコニコしながら、物語に沿って身ぶり手振りで言葉や気持ちを表現していました。娘は読み聞かせの楽しみ方をまだ理解できないようで、声を出しながら這い這いしてあっちこっち走り回りました。
一時間半は丁度いい時間でした。楽しかったのですが、自分の子が他の子に迷惑かけないように近くにいてみてあげないと行けないから少し疲れました。本当に本当に良かった!また、参加したいと思っています。しかし、その日家に戻ってきたら少し考えてみました。何だかちょっと変な感じがしましたからです。乳・幼児達が元気いっぱいで仲よく遊んでいたにもかかわらず、あまりかんなり静かな雰囲気でした。私的には「う~ん」という感じを受けました。娘が音声を出す練習している時期なので、よく「あ~、う~、シャシャ」など訳の分からない言葉を発しているので、何だか悪いなと感じてついつい「シ~、シ~」というサインを送りましたのです。でも、子供の自由を奪ったような気がして、可哀想だなと思いました。


私たち、大人の都合ばかりでいもつ子供達に「静かにして、泣かない、走らない」など無意識に子供の行動能力を制限するではないですかぁ。長い人生の中で常に周囲との調整や我慢を要求される社会の中でせめて乳・幼児の間に存分に自由にさせてあげたらどうでしょうかぁ。

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